三重県桑名市「柏屋商店」さんの「安永餅」です。
今月は伊勢周辺のお餅を紹介してきましたが安永餅は桑名市のお菓子になります。
形は平べったく、細長く、焼き目がついていて食感に特徴があります。トースターで温めるとお餅の食感も柔らかくなり、香ばしさも増してさらに美味しく食べれました!
写真はページ後半にあります。写真をご覧になりたい方はこちらから。
試食メモ
東名阪自動車道上り「御在所SA」にて購入。車移動しているとやっぱり寄りたくなるSA・PA。こちらのSAは「赤福」のお茶屋さんや東海地方のお土産屋さんなどお店がとても充実しています。
桑名から伊勢までの参宮街道は「餅街道」とも呼ばれています。昔から多くのお茶屋さんが旅人のために餅菓子をふるまっていたそう。腹持ち良く食べやすい大きさの餅菓子は長い旅路には最適な食べ物だったんですね。伊勢にはほかにも「赤福」や「二軒茶屋餅」、「へんば餅」など今も有名な餅菓子がたくさんあります。
今回購入したのは「安永餅」。桑名市にあるお店です。伊勢参りの帰り道、御在所SAで見つけました。桑名市は行かなかったので買えてよかった!こちらも有名なお餅です。現在安永餅は2つのお店が販売しているようですが、今回は柏屋商店さんのものを買ってきました。
安永餅は餡の入った細長く平らな焼餅。餡は粒餡。個包装のビニールにもしっかり消費期限が書かれているのが嬉しいですね。けれど消費期限は製造日含め3日。夏場は2日になるそう。すぐに食べないといけませんね。
しっかりついた焼き色。香ばしい香りがします。餡は甘さ控えめ。餅の宿命ですが、やはり時間がたつと固くなりますね。商品説明に「固くなった場合は少し焼いてください」とあったので、トースターで温めました。お餅がぷくりと膨らんでくる程度に温めるとめちゃくちゃおいしい!焼いてある餅がさらに香ばしく、しっかり伸びるやわらか餅に。温かい粒餡と絡んでカリッともちっとした食感。これは間違いなく、温かいほうがおいしい!と思ったら、調べてみると本店では時間帯によっては焼きたての安永餅を食べられるそう。焼餅のテイクアウト、いいですねぇ。次はぜひ、本店にお邪魔したいですね。
お土産にするには少し消費期限が短いですが、すぐに渡せるなら問題なし。持ち帰って家で食べるならトースターやフライパンで温めるといいですね。おいしさが違います。自分用に買って、帰った後に旅を思い出しながら食べるのもいいですね。温かいお茶と一緒にいただくのがおすすめ。歴史を感じられるお菓子でした。
安永餅は個包装でバラ売りもしているので、気になる方は味見に買ってみるもの良いと思います!
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お菓子のデータ
- 商品名:安永餅
- 製造・販売元:安永餅本舗 柏屋
- 価格:¥1,080(2024年12月現在)
- 内容量:10本
オシログ的評価
- 満足度:★★★☆☆
- パッケージ:★★★☆☆
- お土産向き:★★★☆☆
- リピート意思:ぜひまた食べたい
※このレーティングの評価基準についてはこちらに記載しています。
甘さは程よいと感じました。周りのお餅も乾いた感じで歯切れが良いです。焼き目がついたお餅と粒あんの組み合わせで食べ応えがあり、1本でも満足感を得ることができました。
商品は個包装で、取り出してもベタつくこともなかったです。細長い形状のため持ちやすく、噛み切りやすさもあり食べ易いと思いました。お餅というと小さい子供やお年寄りには向かないこともありますが、安永餅なら食べやすそうですね。
箱に入っていれば潰れにくいので、持ち運びは容易ですが、バラ売りの個包装だと簡単に潰れてしまいそうなので注意!箱を振らない限り中身が崩れることは無さそうな気がします。賞味期限は冬季3日、夏季2日と季節で変わります。どちらにしても短いのでお土産にする時は注意が必要ですね。
店頭では作りたてを買うことができるそうなので、次回はSAではなく、お店へ行ってみたいと思います!
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