過去に書き溜めていた記事を順次公開切り替えしています。公開日は食べた日です。2/6更新の最新記事は「2025/2/4 Suicaのペンギン雷おこし」です。

関の戸 [深川屋]

国内のお菓子

三重県関宿「深川屋」さんの「関の戸」です。深川屋さんの看板商品ですね。
小さくて可愛らしさを感じる和菓子です。個包装はよくあるピロー包装なんですが、袋の材質とデザインなど個包装の作りが中々秀逸だと思いました。商品名がわかりやすく、開け易い、食べ易いと感心することが多いお菓子でした。

写真はページ後半にあります。写真をご覧になりたい方はこちらから。

試食メモ

東名阪自動車道上り「御在所SA」にて購入。以前記事にした「しゃりしゃりあんぱん」の中身!サービスエリアで出会えました!しゃりしゃりあんぱんがとてもおいしかったので、本体であるこのお菓子も絶対においしいはず、と即購入しました。

今回購入したのは「関の戸」。東海道五十三次の47番目の宿場、関宿(三重県亀山市)で江戸時代から続く深川屋の銘菓。食べたかったお菓子です。知らなかったとはいえ前回しゃりしゃりあんぱんを買ったときになぜ買わなかったのか…!と後悔してました。出会えて本当によかった!

6個入りを購入。細めの箱に個包装のお菓子がきれいに入っていました。この個包装の袋がとてもすごいのです。大多数のお菓子の個包装はピロー包装(フィルムを背と底で貼り合わせた形状)になっていた場合、貼り合わせた部分は裏になります。関の戸は張り合わせ部分が表。これの何がすごいって、合わせ部分を引っ張って開ける(破る)ことで手を汚さず、お菓子を崩さず出すことができます。関の戸は和三盆で覆われたお菓子、出すときに触れてしまってはせっかくの形が崩れてしまいます。とても考えられた素敵な包装ですね。

関の戸は一口サイズの餅菓子。表面は和三盆でしっかり覆われています。半分に切ってみるとほぼあんこ!薄い求肥餅でこし餡を包んでいます。さぞかし甘いのだろうと思いきや、とても上品な甘さ。もちろんしっかり甘いのですが、すっきりとした後味の甘さです。餡はしっかり硬め。水を一滴も使わず炊き上げ寝かせることで一般的なこし餡より硬く仕上がるそう。硬めの餡ですが、とても口どけがいいです。熱い日本茶と一緒にいただきたいお菓子です。

三重県には行ったことがありますが、亀山は通り過ぎることしかなく行ったことがありません。日持ちするのでお土産にもいいですね。甘いもの好きな方には特におすすめ!深川屋は御菓印の取り扱いがあるので次はぜひ本店で買いたいですね。

写真はクリック・タップで拡大できます。

お菓子のデータ

  • 商品名:関の戸
  • 製造・販売元:有限会社 深川屋
  • 価格:¥648(2025年1月現在)
  • 内容量:6個

オシログ的評価

  • 満足度:★★★★
  • パッケージ:★★★
  • お土産向き:★★★
  • リピート意思:また必ず食べたい

※このレーティングの評価基準についてはこちらに記載しています。

小さくても食べ応えがあり、しっかり甘く1個食べた時の満足度が高いお菓子だと思います。ついつい手が伸びるというよりも「もう1個味わいたいなぁ」というような感覚です。
しっかりした固さがあり、指でつまんでも崩れることはありません。甘さもくどくさがなく食べ易いです。表面は和三盆で覆われていますが溢れる落ちるというよりは持った時の指に付く程度でした。
これは開け易いパッケージによるところが大きそうです。よくあるピロー包装でも開け方一つで食べ方が変わりますね!
箱には仕切りもあり、持ち運び中に箱の中で動いたり、崩れたりすることはなさそうに思います。常温での持ち運びができ、季節問わず持ち運びは容易そうです。
賞味期限も15日程度あるので三重県のお土産としても良いですね!

<ひとりごと>
「しゃりしゃりあんぱん」には中の餡として「関の戸」が3個入っています。関の戸の金額を考えるとお買い得ですね。しかし、あんぱんに入っていると「関の戸」を味わうというより食事としてパクパク食べてしまうのでもったいないと思ってしまいました。また「しゃりしゃりあんぱん」食べたいなぁ。

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