過去に書き溜めていた記事を順次公開切り替えしています。公開日は食べた日です。3/9更新の最新記事は「2025/2/25 箱根のお月さま」です。

よもぎ餅 / 朔日餅(ついたちもち)食べ歩き [赤福]

国内のお菓子

三重県伊勢市「赤福」さんの「よもぎ餅」です。年に1日しか買えない上に賞味期限も当日!しかも通販で購入できない!予約しても受け取り場所も限定されているというレア度の非常に高い商品です。
「朔日餅」は当日並んで整理券を受け取っても確実に買えるわけではありません!
必ず買う方法も含めて記事に書いているので気になる方は見てみてください。
今回は非常に長いです!各記事へ飛びたい方は下記のリンクからどうぞ!

「朔日餅」の持ち帰り商品の購入方法
 当日購入と予約による購入、確実に購入する方法などを知りたい方向けです。
お店で食べる「よもぎ餅」
 当日、赤福の店内での食べ歩きの記事です。
持ち帰りした「よもぎ餅」
 持ち帰り商品の感想記事です。写真多めで箱や中身も知りたい方向け記事です。

試食メモ

赤福朔日餅予約サイトにて2月上旬に予約。3月1日に伊勢で受け取りです。
2020年に初めて食べてからいつかもう一度食べたいと思っていたお菓子です。5年ぶりにようやく食べに行くことができました!前回は例の感染症の為、人の出が少なくなってきた時期だったのですが、今回は平常に戻っていましたので大混雑でした。これから先朔日餅をお求めの方の参考になるようにまとめていきます!

「朔日餅」の持ち帰り商品の購入方法

持ち帰り用朔日餅ですが、購入方法は以下の4通りあります。
それぞれ下記のリンクから直接移動できます。今回筆者はオンライン予約を利用しました。
この方法は確実に購入することができます。

赤福本店早朝販売
伊勢お渡し会場予約販売(オンライン予約)
伊勢お渡し会場予約販売(電話予約)
百貨店・御在所SA上りでの予約販売

赤福本店早朝販売

1つ目は赤福本店早朝販売。こちらは予約不要なのが良い点なのですが、注意点も多い販売方法です。
まずは整理券を入手、その後購入という流れなのですが、整理券の配布は販売日前日の午後5時から。1日早朝まで配布していますが、整理券はあくまでも販売時間の指定券だというのが注意点。何個買うかまでは指定できないので、自分よりの前の方がたくさん購入して完売になってしまうと、整理券があっても買えないんです。ちなみに今回赤福前には午前5時頃到着しましたが、整理券の配布は終わっていました。開店は午前4時45分。配布は混雑がなくなるまで、とのことなので開店前にはもう整理券がなくなっているか混雑していないのか、どちらかですね。ちなみに整理券の配布は本店向かい側でやっていました。
予約がいらないので、急に予定が空いて行けるようになった!という時にも買えるのはいいですが、整理券を持っていても買えるか分からないのが注意点ですね。たくさんあるだろうし買えるでしょ、と思うかもしれませんが、買う人は10箱20箱買いますからね、油断できません。

伊勢お渡し会場予約販売(オンライン予約)

2つ目は伊勢お渡し会場予約販売(オンライン予約)。今回はこの予約方法を利用して購入しました。「赤福 朔日餅」で検索すると出てくる「朔日餅予約サイト」から予約します。申し込みには会員登録が必要で、事前に登録しておく必要があるので要注意。販売月の前月10日午前8時から、販売予定数に達するまで予約可能。受け取り時間は午前9時から午後3時。予約時に選択・決定します。今回しっかり準備して開始直後に申込、どの時間でも受け取り可能でした。支払いはクレジットカードですのでお手元に準備の上申し込みを。
当日の受け取りは赤福本店ではありません。お渡し会場は少し離れた場所にありますのでこちらも注意が必要です。前月末にメールで送られてくる商品受け取り用QRコードの提示が必要ですので、パソコンで受け取った方は印刷して持っていく必要があります。受付で読み込んでもらえればすぐに受け渡しになりますので便利でした!ちなみに駐車場はありますが、購入する方がたくさんいらっしゃるので時間ピッタリに行くのが良いと思います。

伊勢お渡し会場予約販売(電話予約)

3つ目は伊勢お渡し会場予約販売(電話予約)。予約専用電話で予約します。こちらも販売月の前月10日午前8時から、販売予定数に達するまで予約可能。受け取り時間も同じく午前9時から午後3時まで、予約時に決定します。予約確定したら前月末に送られる「ご予約承り書(ハガキ)」を持ってお渡し会場へ。オンライン予約と同じ場所ですが、電話予約ですと当日現地での支払いになるので列の進みが少し遅かったです。

百貨店・御在所SA上りでの予約販売

4つ目は百貨店・御在所SA上りでの予約販売。こちらは三重・愛知・京都・大阪・兵庫の取り扱い百貨店と御在所SA上り線で当日受け取りができる予約方法です。予約期間は販売月の前月1日から(2月分だけ、12月1日から)予定数に達するまで。実際に店舗に行って予約しなければならないので、関西圏の方向けですね。当日の販売は午前11時から。こちらの販売方法もとても混雑するようですので要注意です。

以上が持ち帰りの購入方法です。ご参考になれば幸いです。

お店で食べる「よもぎ餅」

3月の朔日餅は「よもぎ餅」です。現地で食べるだけなら予約なしで大丈夫です。
3月1日の午前5時にお店に到着、午前5時15分にはお座敷に座りお盆が届きました。並びましたがさほど待たずに食べることができるので、持ち帰りだけでなく朔日参りの雰囲気を楽しみながら食べるのもおすすめです!

写真はクリック・タップで拡大できます。

「よもぎ餅」はよもぎの香りが豊かで、餅は柔らかく伸びます。中に入っているのはつぶ餡。甘くたっぷりの餡とよもぎのお餅は相性抜群。一口では食べられない大きさですが、ぺろりと食べられるおいしさ。普段の赤福餅にはないつぶ餡。豆の皮のシャリっとした食感もいいですね。クロモジもついてきますがお餅が柔らかく、刺すことはできても切ることは難しいので、手で持っていただくのが良いと思います。
2020年にいただいたものとは変わって、よもぎ餅が透明フィルムに包まれて出てきました。フィルムに包んだままつまんで食べると手にも付かず食べやすかったです。朔日餅の日はお茶も特別。伊勢茶の特上煎茶をいただくことができます。
3月の朝の一番寒い時間、午前5時に甘いお餅と熱いお茶、なかなかない体験です。しかも店内は大混雑!皆さん食べたらすぐに退店されるので、回転はいいですね。

写真はクリック・タップで拡大できます。

今回朔日餅を食べてから内宮を参拝しました。宇治橋を渡るころには真っ暗だった空が、だんだん明るくなっていきます。人が多いのにとても静かな境内、参拝を終えてまた宇治橋を渡るころには日が昇ってきます。宇治橋鳥居が太陽の光で明るく照らされるのはとても神秘的でした。早朝の参拝、特に朔日参りはおすすめです。おはらい町・おかげ横丁も朝4時45分からお店が開き、特別メニューがふるまわれます。どのお店も中々の行列ですが一度は食べたい朝食です。

特別感たっぷりの朔日餅・朔日参り、とてもおすすめです。次は別の朔日餅もいただきたいですね。関東在住の私としてはなかなか訪問できないですが、目標は朔日餅全種制覇です!

持ち帰りした「よもぎ餅」

持ち帰りの「よもぎ餅」は6個入りです。包装紙が「伊勢千代紙」となっていて、月毎に模様が異なります。3月の模様はひな祭りがテーマの模様で春を感じさせるような明るいイメージです。包装紙の裏には絵についての説明が書かれています。

写真はクリック・タップで拡大できます。

包装紙を取ると「朔日餅」と書かれた箱が出てきます。
箱の中には小柄のような形したクロモジと商品説明が入っていて、フィルムの下に「よもぎ餅」が入っています。このクロモジ、竹製で刀のような形をしているのですが、お餅が柔らかいため切り分けには使いにくいですね。筆者の使い方が下手なだけかもしれないですが雰囲気は良くてすごい好きです。

写真はクリック・タップで拡大できます。

中に入っている「よもぎ餅」は店内で食べたものと同じものでフィルムで包まれています。
明るいところで見ると表面が艶やかで綺麗ですね。よもぎの量が多いのか、色も香りも濃いです。
関東に帰宅して夜になってから食べましたがお餅が固くなっていることもなく、味も香りも同じように楽しむことができました。
落ち着いた場所で食べるとより味わって食べることができるので持ち帰りの商品もいいですね。

写真はクリック・タップで拡大できます。

よもぎ餅の一番の注意事項は消費期限です!朔日餅の消費期限は販売当日です!当日食べられる分だけを購入することが大切!
お餅が冷凍できることを考えると冷凍保存も可能なのかもしれませんが、おいしいうちにいただきたいですね。

お菓子のデータ

  • 商品名:よもぎ餅 小箱(3月 朔日餅)
  • 製造・販売元:赤福
  • 価格:持ち帰り(6個) ¥900(税込)(2025年3月現在)
       店内での「お召し上がり」 ¥400(税込)(2025年3月現在)
  • 内容量:お持ち帰りは6個入り
        店内で食べる場合は一人前で2個

オシログ的評価

  • 満足度:★★★★★
  • パッケージ:★★★
  • お土産向き:★★★☆☆
  • リピート意思:また必ず食べたい

※このレーティングの評価基準についてはこちらに記載しています。

5年ぶりに食べましたが美味しいですね。1年に1日しか味わえないこともありますが感動が薄れない味です。今回は店頭、持ち帰りで食べましたがどちらでも非常に美味しく食べることができました!
賞味期限が当日、関東在住の場合一番近くて名古屋での購入となるのでお土産にするにはハードルが高く、贈答には難しいですね。
包装紙も特別なので、ぜひお土産にしたい商品なんですが、お土産となると少しでも日持ちする赤福になりますね。
朔日の伊勢は他のお店も朝早くからやっていますし、特別な雰囲気含めて楽しめるのでぜひ、現地で体験していただきたいです!

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