長野県松本市「飯田屋製菓」さんの「あめせんべい」です。
飴の煎餅ということで、薄いべっこう飴を想像していましたが、全く違うお菓子です。
「パリッとサクッと」した食感!普通の飴とは違う体験ができました!
試食メモ
京急百貨店諸国銘菓「夢うらら」にて購入。現地に行けなくても地方のおいしいものが手に入る百貨店の銘菓コーナーはワクワクします。百貨店ごとの特色もあり、面白いですね。
今回購入したのは「あめせんべい」。シンプルな名前に惹かれて買ってきました。
箱もシンプルで、側面に「あめせんべい」というお菓子の名前と説明が少し書かれているだけ。イラストも写真もなく、ただ「松本の飴」と書かれた表面。箱のサイズは大きめですが、持つと軽く感じます。
調べてみると長野県松本市では毎年1月に「松本あめ市」という全国で有名な飴や珍しい飴が並ぶ「全国あめ博覧会・即売会」をはじめとした2日にわたる新春の催し物があるそう。あめ市は江戸時代から続く300年以上の歴史があるんだとか。あめの町なんですね。
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その松本で200年以上の歴史を持つ飴菓子の老舗「飯田屋」のあめせんべい。
箱を開けると緩衝材に包まれた袋が出てきます。袋の中には光を反射してキラキラ輝くお菓子が!四角く平たい、1枚がとても軽いお菓子です。
見るからに衝撃に弱そうなお菓子ですがけっこう詰まっています。箱と緩衝材のおかげで割れも無かったのは驚きました!
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少しでも力を入れて持つと砕けてしまう繊細さ。何本もの糸が重なったような見た目。箱の模様はあめせんべいを表していたんですね。
そのまま噛り付くこともできますが、せっかくの飴が砕けてしまってもったいないので、細く折ってから食べたほうがよさそうです。サクサクとしたとても軽い食感。口に入れると黒糖のコクのある甘味が広がり、すぅっと溶けていきます。真ん中から割ってみるとわかりますが、ストロー状になっていて空気の層がたっぷりです。この空気の層のおかげで軽くサクッとした食感とくちどけの良さが生まれるんですね。しかし飴は飴。しっかり甘いので食べすぎ注意です。紅茶やコーヒーなど、熱い飲み物が合いますね。ちょっと歯にくっつくので、熱い飲み物で溶かしながら食べるのがちょうどよかったです。
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長野県はおいしいものがたくさんですね。栗やリンゴやブドウなどの農産物もありますし、蕎麦もおやきも大好きです。小布施町はよく行くのですが、今度は松本市にも行きたいですね。あめせんべい、次は現地のお店に買いに行きたいです。
お菓子のデータ
- 商品名:あめせんべい
- 製造・販売元:有限会社 飯田屋製菓
- 価格:¥648(2025年4月現在)
- 内容量:120g
オシログ的評価
- 満足度:★★★☆☆
- パッケージ:★★★☆☆
- お土産向き:★★★☆☆
- リピート意思:また必ず食べたい
※このレーティングの評価基準についてはこちらに記載しています。
食感は軽く、サクサク食べれる飴菓子です。口溶けもよく、食感も特徴的ですが、個人的には甘さに驚いたお菓子です。大きめのサイズを口に入れたせいもありますが、口溶けの良さもあってカルメ焼きを齧ったような甘さを感じました。飴自体にクセはないので食べやすく、お茶のお供には良いですね!
サイズが大きいので割って食べるのが良いと思いますが、小さい子供にあげる場合、割る時に細かい破片が出ますのでベタベタにならないように注意が必要かもしれないです。
個人的にはまた買いたいと思いました。この量でこの味わいに対して価格は安いと感じるほどです。
賞味期限は4/27購入で8/1までと3ヶ月以上日持ちします。緩衝材で保護されていますが衝撃は避けたほうが良いです。飴なので季節的に夏は大丈夫なのか迷うところですが、これは検証したいですね。
<飴の特集を作りたい…>
まだ記事の公開ができていませんが同じような飴菓子として「九重本舗玉澤」の「霜ばしら」を思い出しました。りんご飴や水飴を含め、色々と飴も食べてきているので、いつか飴特集やりたいと思います。
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