トルコのお菓子「バクラヴァ」の試食記録です。
トルコのお店「Nadir Gullu(ナーディル・ギュル)」さんが東京銀座の松屋銀座に日本1号店をオープンしたので早速購入。
店舗ができる前はイベント出店でナーディル・ギュルの商品を購入したことがあったのですが、ピスタチオをふんだん使った初めての味わいに驚きました。
今回は複数種類購入したのでそれぞれ紹介していきます。
試食メモ
松屋銀座で購入。全国の百貨店催事に出店されることがあります。
日本ではほとんど馴染みのない中東のお菓子「バクラヴァ」。オスマン帝国時代からある歴史の古いお菓子だそうです。
「ナーディル・ギュル」はイスタンブールにある「カラキョイ・ギュルオール」の海外展開ブランド。バクラヴァ専門店が百貨店内にオープンするのは日本初とのこと。
バクラヴァはフィロと呼ばれるとても薄いパイ生地を何層にも重ね、ピスタチオやクルミなどを挟んで焼き上げたお菓子です。ナーディル・ギュルではパイは40層、トルコ産のピスタチオを使い日本向けに味を変えることなくイスタンブールと同じ味を提供しているそう。
焼き上げる場面をお店で見ましたが、フィロ生地は反対側が見えるほど薄い!普通のパイ生地とは全くの別物。生地に澄ましバターを付けながら重ね、たっぷりの荒く砕いたピスタチオを挟み、また生地を重ね、切り分けた後にこれまたたっぷりのバターシロップをかけてからオーブンへ。
表面がきつね色になって取り出したら完成、かと思いきや、焼きたてのバクラヴァの上に熱いバターシロップをかけるのです。熱い鉄板に熱いシロップ、じゅわっと音を立てて沸騰しながらバクラヴァに浸みこみます。
そんなシロップたっぷりのバクラヴァ、上の層は噛むと音がするくらいパリッパリ!下の層はじゅわっとシロップがあふれるしみしみパイ、真ん中のピスタチオはしっかり粒を感じる!3つの異なる食感が絶妙!素晴らしいです。甘みは強いですが口に残るくどさはなく、バターとピスタチオのいい香りが口いっぱいに広がります。
小さいお菓子ですがケーキにも負けない食べ応え。コーヒーでも紅茶でも美味しくいただけます。
あまり日本では出会わない外国のお菓子、けれど特別なスパイスなどを使っていないお菓子のため日本人の味覚にも合う味だと思います。
お取り寄せもできるので、甘いものに目がない方におすすめです。
写真はクリック・タップで拡大できます。
お菓子のデータ
- 商品名:ピスタチオ バクラヴァ
- 製造・販売元:Nadir Gullu(ナーディル・ギュル)
- 価格:¥486(税込)(2022年11月現在)
- 内容量:1個
オシログ的評価
- 満足度:★★★★★
- パッケージ:★★★☆☆
- お土産向き:★★★★☆
- リピート意思:また必ず食べたい
※このレーティングの評価基準についてはこちらに記載しています。
1個入りの箱ということで、お試し用の商品かと思います。箱を開けると商品そのままなので、生ケーキを買った時の感覚に近かったです。密封されていないこと、シロップが滲み出てくることもあるので持ち運びには注意が必要かもしれません。
1個でも満足感はあるのですが、たくさんあるとテンション上がります。珍しいお菓子ですが、ぜひ試して欲しいのでお土産としてもおすすめですね。
ピスタチオのお菓子の中では珍しく香りと味がしっかり楽しめる商品だと思います。
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