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鳩サブレー [豊島屋]

国内のお菓子

神奈川県の鎌倉でとても有名な豊島屋さんの「鳩サブレー」。
神奈川出身の筆者が子供の頃から慣れ親しんだお菓子です。
筆者がとても大好きなお菓子のひとつでサブレ系のお菓子を食べるとどうしても比べてしまう、サブレの基準となっているお菓子です。

試食メモ

豊島屋横浜高島屋店で購入。神奈川県民ならサブレと言ったら「鳩サブレー」です。鳩サブレではありません。鳩サブレーなのです。
黄色い缶をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は25枚入りを購入。16枚・25枚・34枚・44枚は缶入りでの販売、それ以下は紙箱での販売です。店頭限定で袋入りや紙の手提げでの販売もあります。

鳩サブレーの素晴らしいところは、なんといっても材料のシンプルさ。小麦粉・砂糖・バター・鶏卵・膨張剤、以上です。余計なものは一切入らず完成されたおいしさ!素晴らしいです。
鳩サブレーの原点は明治30年頃、来店された外国人からいただいたビスケットだそう。フレッシュバターなどほとんど流通していなかった時代に横浜の異人館で何とか手に入れ、試行錯誤したのちに生まれたのがこの鳩サブレー。サブレーの名前は欧州を巡った船の船長さんから聞いた言葉で、鶴岡八幡宮の鳩(八幡宮の本宮に掲げられている「八幡宮」の文字のうち八は鳩を模しています)を合わせて『鳩サブレー』の名前になったそうです。

鳩サブレーは幅約12cmの大き目お菓子。シンプルな包装ですが、傾かないよう右下にポイント止めしてあります。パッケージの中で鳩サブレーが動かないようにすることで割れるのを防いでいるとのこと。本当に無駄のない素敵な包装です。このポイント止めがあると食べにくい、なんて意見もあるようですが、それをうまく食べることも鳩サブレーへの愛だと思っています。
私としては無駄なく最後まで鳩サブレーを堪能したいので、袋の中で一口サイズに割ってからいただくことをおすすめします。こうすることで最後に袋の中に残る小さなかけらも(ちょっとはしたないですが)袋から直接ざざっと口に入れることで全て食べきることができます。きっと同じ食べ方をしている方も多いと思います。そうするだけの価値が鳩サブレーにはありますからね。

食感はざくざく。バターしっかり、甘みもしっかり。一枚でも満足感のある大きさ。サブレの基本はこれだと思うパーフェクトなおいしさ。サブレと名の付くお菓子は多々あれど、私は鳩サブレーが頂点だと思っています。コーヒーにもお茶にも合いますし、牛乳もおすすめです。

お取り寄せもできますし、割れにくい工夫がされていますので贈り物におすすめですが、やっぱり自分も食べたいので店舗で買うなら袋詰めも買いたくなります。紙の手提げはお子さんに喜ばれると思いますし老若男女問わずおすすめできる神奈川県の銘菓です。

写真はクリック・タップで拡大できます。

お菓子のデータ

  • 商品名:鳩サブレー
  • 製造・販売元:豊島屋
  • 価格:¥3,650(税込)(2024年9月現在)
  • 内容量:25枚

オシログ的評価

  • 満足度:★★★★★
  • パッケージ:★★★★★
  • お土産向き:★★★★★
  • リピート意思:頻繁に食べたい

※このレーティングの評価基準についてはこちらに記載しています。

手に入り易い場所に住んでいるので、頻繁にリピートしています。
筆者自身、お菓子作りをしていますがいつでも食べたくなる味です。
缶だと割れにくく、贈り物としても体裁が良いです。老若男女問わず食べ易いこと、賞味期限がしっかりあり日持ちすること、季節問わず持ち運びが容易であることなど優れている点がたくさんあると思います。豊島屋はお菓子の御朱印である「御菓印」もあります。老舗ですね。

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