東京、浅草の老舗「舟和」さんの「芋ようかん」です。
小さい頃から何かと食べる機会が多く、慣れ親しんだ味ですね。
さつまいもをそのまま切り出したような外見を持った羊羹です。
羊羹というと小麦粉などの澱粉を使った蒸し羊羹、寒天を使う練り羊羹がありますが、舟和の芋ようかんは澱粉や寒天を使わない「ようかん」です。
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試食メモ
そごう横浜店にて購入。舟和は100年以上前から芋ようかんを販売している老舗です。
芋ようかんといえば舟和。創業当時高級品だった煉羊羹(ねりようかん)の代わりに作ったのがこの芋ようかんだそう。ようかんという名前ですがよくある「あんこのお菓子」ではありません。さつま芋です。見た目は黄金色の棒。原材料はさつま芋と砂糖と食塩。芋そのものですね。ですが芋ようかんの素晴らしいところはその舌触り。とてもなめらかなのです。食感こそしっかり詰まった芋を感じますが、口に入れるとほどけて溶けていきます。優しい甘さのスイートポテトのよう。確かにさつま芋を食べている感じがするのに、口どけの良さ・なめらかさが素晴らしい!
冷やしたものをそのまま食べるのはもちろん、トースターで焼き色がつくまで温め、焼き芋のように食べるのも良し。フライパンで温めて、バターを添えればまさにスイートポテト!シンプルなお菓子ですがシンプルゆえにいろいろアレンジできるのは楽しいですね。
とてもおいしい芋ようかん。お土産にしたいところですが、消費期限がとても短いのです。煉羊羹に比べて糖度がかなり低いため、日持ちしないのですね。お取り寄せで長くて到着日含む4日、東京から遠くなると到着日含め3日となってしまいます。けれど舟和の芋ようかんは全国各地の百貨店等の銘店コーナーに置かれています。食べたい時に食べきれる分を購入するといいですね。
優しい味で誰にでもおすすめできるお菓子です!
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お菓子のデータ
- 商品名:芋ようかん
- 製造・販売元:舟和
- 価格:¥864(税込み)(2024年11月現在)
- 内容量:5本
オシログ的評価
- 満足度:★★★☆☆
- パッケージ:★★★☆☆
- お土産向き:★★★☆☆
- リピート意思:また必ず食べたい
※このレーティングの評価基準についてはこちらに記載しています。
芋主体の素朴なお菓子ですが、和製スイートポテトいうか、洋菓子のようにバターなどを使っていないさっぱりした味わいがあり美味しいです。芋に砂糖、塩という組み合わせは老若男女問わず、万人受けするものだと思います。洋菓子のような和菓子ですね。
少量でもずっしりした重量があります。水分が出るようなお菓子ではないですが密閉されていないので傾けないように持ち運びは気をつけた方が良さそうです。また、消費期限が短いのでお土産やギフトにする際は気をつける必要があります。
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