過去に書き溜めていた記事を順次公開切り替えしています。公開日は食べた日です。5/13更新の最新記事は「2025/5/12 千里の風」です。

千里の風 [とらや]

国内のお菓子

東京都港区「とらや」さんの「千里の風」です。
とらやさんは百貨店にも入っていて割と購入し易いお店ですが赤坂店で「店舗限定」かつ「通販もしていない」商品を購入しました。とらやの羊羹の中でもレア度が高い商品です。

試食メモ

とらや赤坂店にて購入。「和三盆糖入 小倉汁粉(夏)」と一緒に買ってきました。
とらやといえば、やはり羊羹。2階にある売り場は通路が広く取られ、商品が美術品のように並べられていて見ているだけでも楽しい場所。そんな中で見つけた「『とらや』ならでは」という商品です。

とらや赤坂店の外観。店舗限定の商品ももちろんあります。

今回購入したのは「千里の風」。こちらは赤坂店・京都一条店のみ販売の限定品です。
赤坂店限定だったものが、2025年4月より創業地、京都一条店でも販売するようになったそう。もともとは竹皮包の大きなサイズも販売されていたようですが、今は今回購入した「中型」サイズのみの販売です。

パッケージは虎の背中のような黄色に黒の縞模様。「虎斑(とらふ)模様」と言うそうです。「虎」は強いもの、勢いのあるものを表す言葉によく使われます。風を切って走る、躍動感にあふれた虎を意匠化したお菓子はまさに「虎屋のお菓子」ですね。
箱の右側面には日本語、左側面には英語でお菓子の説明が書かれています。海外の方も日本土産として羊羹を買って帰るのでしょう。英語での説明は重要ですね。

取り出した羊羹は黄色に黒の線が入った不思議な模様。これをカットすると、虎の模様が出てきます。一つ一つが職人の手で作られているそうで、今回購入したものも公式サイトの写真とは柄が違いました。買うたびに違う表情が見られるのは面白いですね。
白あんで作られた黄色の羊羹に、小豆で作られた羊羹で模様が描かれています。口どけよく、しっかり甘い、ですが上品な甘さの羊羹。
コーヒー・紅茶でもいいですが、これはやはり日本茶が合いますね。お茶菓子としてお出しすると、おいしさも話題性もあって喜ばれると思います。寅年生まれの方にお出ししたらより喜ばれそうです!

とらやのお菓子は全国の百貨店で購入できますしお取り寄せもできますが、「千里の風」は赤坂店・京都一条店の店頭販売のみ。とてもレアな商品です。思い立ってすぐに買えるお菓子ではないので、自分用というより特別な方への贈り物や、大事なお客様が来る時のお茶菓子向きですね。特別感たっぷりのお菓子、ここぞ!というときの候補におすすめです。
とらやの直営店はどこも素敵なお店ばかり。なんとパリにも店舗があり、サロン・ド・テと呼ばれる喫茶も併設。パリ店オリジナルフルーツ羊羹や「夜半の月」という名前のオリジナルどら焼きももちろん気になりますが、「アボカドとカニの洋風丼」「天然スモークサーモン胡麻紫蘇ソース丼」など気になるランチメニューがたくさん!41,80€というなかなかのお値段ですが、パリで食べる丼、面白そうです。いつか行ってみたいですね!

お菓子のデータ

  • 商品名:千里の風(中型)
  • 製造・販売元:株式会社 虎屋
  • 価格:¥2,160(2025年4月現在)
  • 内容量:330g

オシログ的評価

  • 満足度:★★★☆☆
  • パッケージ:★★☆☆
  • お土産向き:★★★
  • リピート意思:ぜひまた食べたい

※このレーティングの評価基準についてはこちらに記載しています。

とらやの羊羹は好きで子供の頃から慣れ親しんでいますが、小倉(夜の梅)や黒糖(おもかげ)などの羊羹と比べると香りはあまり感じませんでした。クセがなく食べ易いと言えますが、見た目と食感と甘さを楽しむ感じがします。
記事に書いてある通り「千里の風」の大きさは「中型」のみ。大きい羊羹は重さもあり、贈答で使う時の存在感、特別感がありますが実際は食べ切るのが大変な大きさだと思います。その点中型の羊羹は3-5人程度いれば1度で食べ切れる量なのでちょうど良い大きさだと思います。
賞味期限は4/18購入で8/19までと4ヶ月程度は日持ちします。とらやの限定の商品ですし、価格は手頃でコンパクトなので単品だけでなくセットにしても贈り物に使い易いと思いました。商品自体は真夏でも常温で持ち運べるので持ち運びもし易いです。
虎屋ブランドでレア度の高い羊羹、しかも虎の模様の限定商品なので話題性も高いですね。

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