2024年9月より過去に書き溜めていた記事を順次公開切り替えしています。公開日は食べた日です。10/23日公開の記事は「2021/10/23 おからだだいずに」と「お知らせ」です。

超大粒ブドウ「雄宝(ゆうほう)」

製菓材料など

新カテゴリーを増やしました。
新しいカテゴリーは「製菓材料など」です。
その名の通りお菓子作りに関する材料の使用感や材料の試食を記事にしていきます。
あまり深いことは書かないと思いますが、面白い材料があれば書いていこうと思います。

希少なブドウ「雄宝(ゆうほう)」

とあるお店で遭遇。超大粒のブドウの「雄宝」です。
写真の通り、大人の男性が一粒つまんでもその粒の大きさがわかると思います。
粒はしっかり張りがあり、ずっしりとした重さがあります。
大量に出回っている品種では無いので、まだまだ希少な品種のようです。

食べた感想ですが、サッパリした良い甘さでした。しっかり甘さはありますが、爽やかな甘さというか、後に残らない感覚です。酸味もあまり無いように思えます。
皮は柔らかく、そのまま食べることができます。皮が口に残るような感じやエグ味は特に無く、食べ易いと思います。粒の張り、食感はシャインマスカットに似た感覚ですが、皮はより柔らかい印象です。
断面の写真の通りタネは無く、とってもジューシー!切った途端に果汁が滴るほどです。
一口で食べるには大きいですが、カットしてもいいかもしれないです。切っても身が崩れる感じはありませんので、一口大に切って食べても上手く食べることができます。

まぁ、果物なので産地や季節、個体差があると思いますがデザートとして食べたら大満足でした!
今回は長野県産の「雄宝」でしたが、山梨県などいくつか産地があるようです。

調べたところ品種としては「シャインマスカット」と「天山」の交配種とのこと。
世界最大の葡萄との表現もあり、鶏卵くらいの大きさになることもあるそうです。
気になる方はぜひお試しあれ。

写真はクリック・タップで拡大できます。

試食の情報

  • 商品名:雄宝(ゆうほう)
  • 産地:長野県

考察とかメモとか

そのまま冷やして食べることで美味しさは実感できました。
粒を切った時、果汁が滴るほどで他の葡萄に比べて水分が多く感じました。
この特性を今のお菓子作りに活かせるかというと…ちょっと難しそう。

ジャムとか、加工できないこともないけど価格をと食味を考えたらどうしても躊躇しますね。
個人的には保存のためにもしっかり砂糖をいれて加工したいので、せっかくの雄宝の爽やかな甘さが失われそうです。
火を通さず、生のままタルトなどに活かせそうですが賞味期限が短く、うちでは商品化するのは難しそうです。

果汁も多く、エグ味もなく、香りがあるのでフルーツティーなどいけそうですが、これも勿体無い気もしますね。

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