長野県南千歳町「利久堂」さんの「ゆきげ杏(ゆきげあんず)」です。
デパートの銘菓コーナーでもよく見かけるお菓子ですね。一緒に並んでいることが多い「あんず姫」も利久堂さんのお菓子です。ドライフルーツのようでちょっと違う、食べやすい「あんず」です!
試食メモ
長野駅の駅ビル、MIDORI長野内の土産物店ベアニーにて購入。長野は季節ごとにおいしいフルーツがたくさん。中でもあんずの生産量は全国2位で、あんずのお菓子もたくさんあります。実は大好きで何度も買っているお菓子です。
今回購入したのは「ゆきげ杏」。原材料は長野県産干しあんずと砂糖というシンプルなお菓子。パッケージからはあんずのお菓子であること以外分かりませんが、裏に説明書きがあります。雪消(ゆきげ・ゆきどけ)に現れる雄大な信州の大地を模した、干しあんずを練って砂糖を塗したお菓子です。
袋上部に切り口がありますが縦に大きく切れてしまうので、一度に食べきらないようならハサミで横に切るのがおすすめです。



ゆきげ杏は干しあんずそのままではなく独自製法で練ったもので、1つのサイズはまちまち。雪消の名の通り、雪のような砂糖がまだらに塗されています。つまんで食べてもほとんどべたつきはありませんがどうしても多少は砂糖がつくので、お客様に出す場合は黒文字などを付けて出したほうが良さそうです。
食感はもっちり。砂糖たっぷりですのでしっかりした甘さがありますが、ほんのりとあんずの酸味があり甘酸っぱさがちょうどいいです。梅菓子のようなしっかりした酸味ではなく、ゆきげ杏は酸味も穏やかで癖のない味。ついついもう一つ、と手が伸びるおいしさです。緑茶といただきましたがとても合いますね!
公式サイトの説明に、紅茶に入れるのもいいと書いてあったのでそれも試してみました。ストレートのセイロンティーに3粒ほど入れてみましたが、甘さしっかり、ほんのりアプリコットティーになりました。溶かしきる前のゆきげ杏を食べてみましたがこれもおいしい!温かい紅茶でお菓子がほどけて、もっちり甘い、紅茶の味もプラスされたゆきげ杏になりました。紅茶に入れて食べるのは本当におすすめ!溶かしきるも良し、外側がほろりと解けた頃に食べるも良しです。


お取り寄せもできますし、有名なお菓子ですので関東の百貨店銘菓コーナーでもよく見かけます。お取り寄せですと150g、220g、300g、450gとサイズも選べていいですね。季節問わず楽しめるあんずのお菓子、持ち運びも容易ですのでお土産にピッタリ!どなたにもおすすめできるお菓子です。
お菓子のデータ
- 商品名:ゆきげ杏
- 製造・販売元:有限会社 利久堂
- 価格:¥810(2025年6月現在)
- 内容量:150g
オシログ的評価
- 満足度:★★★☆☆
- パッケージ:★★★☆☆
- お土産向き:★★★☆☆
- リピート意思:また必ず食べたい
※このレーティングの評価基準についてはこちらに記載しています。
あんずというと酸っぱいイメージがありますが「ゆきげ杏」は杏の風味を楽しめて、かつ酸味は控えめなお菓子です。干しあんずと砂糖を原料に練ったお菓子なので、ドライフルーツのような風味で食感はドライフルーツよりも柔らかいという、食べ易さがあります。杏のドライフルーツに比べ甘さはありますが、強い甘さではないです。味は濃く、食べた後の余韻もいいですね。
サイズも一口サイズで食べやすいですが、砂糖がこぼれたりつまんだ指に付くので、小皿に出して、楊枝などで食べるのが手も汚れず、食べやすいと思います。
記事にも書きましたが、紅茶に入れるとアプリコットティーのような風味になり、いろいろな食べ方ができそうです。
賞味期限は6/21購入で10/18までと4ヶ月程度日持ちします。多人数へのばら撒きお土産には向きませんが、あんずは長野の名産品ですし土産には良いと思います。常温で大丈夫なので一年中通して持ち運びしやすい点も良いですね。
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