宮城県仙台市「菓匠三全」さんの「萩の月」です。
カスタードクリームを柔らかなカステラ生地で包んだお菓子ですね。
仙台銘菓と言えば一番に名前が挙がるお菓子です。
試食メモ
仙台駅の駅ビルS-PAL内「菓匠三全エスパル店」にて購入。東北旅行で買ってきた一品です。仙台と言えばこれでしょう!というお菓子は絶対に買っておきたくて、仙台駅へ。たくさんの仙台名物があふれるS-PALで、食べたかったお菓子を買ってきました!
今回購入したのは「萩の月」。超!有名な銘菓ですね。仙台土産と言えば真っ先に選ばれるお菓子だと思います。今まで何度も食べてきましたが、実はいただきものばかりで自分で買ったのは初めて!初めての宮城旅ですから、定番銘菓は買わないわけにはいきません。
エスパル店は地下にあり、萩の月が中心の品揃え。店舗には祝日の18時頃に伺って10人ほどの列ができていたのですが、レジが3か所あったのでそれほど待つことなく購入できました。通常品と自宅用の簡易包装が選べて、簡易包装の方が安かったです。今回は素敵な包装を見たかったので通常品をチョイス。
落ち着いた色合いの特殊加工の包み紙。高級感もあり、贈答品にも最適ですね。包みを開くと萩の月と書かれた箱が出てきます。開け口はミシン目が入っていて、これを開けると箱入りの萩の月が箱サイズぴったりに並んでいました。奇数個入の箱を選んだのですが、縦に2個、横に3個という凄く不思議な並び方でびっくり。同じサイズの箱をこんな並びできれいに詰めることができるんですね!とても考えられた箱サイズです。






小箱の中には個包装の萩の月が1つ入っています。ビニールの袋に密閉されているのですが、中の萩の月はフィルムに包まれた状態。柔らかな生地ですので、ビニール袋に直に入れてあると取り出しにくいのは確かですが、包み紙から箱、小箱、ビニール袋にフィルムと過剰包装では?と思い調べてみるとちゃんと理由がありました!せっかく調べたので簡単にまとめてみました。
1987年に初めて仙台福岡間をつなぐ定期便が就航した際に機内菓子に選ばれたのが、その時に新商品だった「萩の月」でした。東北新幹線開業前だった当時、航空便を選ぶのはビジネスマンや要人が多かったそう。そんな方々に提供するためのお菓子ですから機内菓子も高級感が重要とされ、デザインされた小箱に個包装、という形で供されたんだとか。提供する方に合わせた形はいつの時代も大切ですね。
しかし機内菓子として提供されていた萩の月は保存料を使用していないためそのままだと日持ちせず、お土産や贈答品に不向きでした。そこで出てくるのが脱酸素剤「エージレス」!三菱ガス化学(株)の商品で、色々な食品の袋の中で大活躍の小さな袋は見たことのある方も多いと思います。萩の月の販売元菓匠三全と3年以上の共同研究で、お菓子に影響を与えず賞味期限の延長が可能なエージレスが完成したのだとか。エージレスと一緒に密閉することで保存料なしで日持ちするようになり、それを機内菓子と同じように小箱に入れて土産品「萩の月」として販売を始めたそう。
今も使われているエージレス誕生に深くかかわっていた萩の月。お菓子としての歴史だけじゃない素晴らしさがありました!
中身の個包装のビニール袋には食品表示と賞味期限が書かれています。簡易包装版は小箱がなく、個包装ビニール袋のまま詰められていましたので、どちらの包装でも使えるようになっているようですね。










フィルムを開くと柔らかな萩の月が出てきます。卵の甘い香りがしますね。カステラ生地は柔らかく、塊で入っているカスタードクリームはしっかり硬めで、ちょっと粉っぽさを感じました。全体的に口どけよく、しっかりした甘さ。2,3口程度でいただけるサイズ感はおやつに1個あると嬉しいお菓子ですね。
まずは常温で食べてみたのですが、包み紙に「冷やして美味しくお召し上がりいただけます」と書かれていたので、一晩しっかり冷やしたものもいただきました。これが本当においしい!冷やしてもカステラ生地の柔らかさは変わらず、カスタードクリームはとてもなめらか!常温の時に感じた粉っぽさは感じず、全てが一体化してケーキ感が増しますね。冷やした分すっきりした甘さになって、より美味しくなりました。これから先、萩の月は全部冷やして食べます!そのくらいおいしかったです。コーヒーでも紅茶でも、日本茶にも合う素敵なお菓子でした。




店頭での購入の他、公式オンラインショップからのお取り寄せも可能。今回購入した5個入の通常品は取り扱いがありませんでしたが、簡易包装の5個入はありました。
仙台土産ではあるのですが、実は全国に店舗があるようで、横浜高島屋にも店舗がありました。意外と身近なお菓子!旅行のお土産はもちろん、おいしかったからまた食べたい!となった時にも買いやすい一品。贈り物にも自分のおやつにもおすすめです。
お菓子のデータ
※基本的に購入時のデータです。価格などの情報更新をした場合は()に時期を記載します。
| ■商品名 | 萩の月 |
| ■製造・販売元 | 菓匠三全 |
| ■価格 | ¥1,325(2026年9月現在) |
| ■内容量 | 5個 |
| ■ネット販売 | あり(2026年9月現在) |
| ■賞味期限 | 約2週間 |
| 購入日:2026/9/21 賞味期限:2026/10/6 |
オシログ的評価
- 満足度:★★★★☆
- パッケージ:★★★★☆
- お土産向き:★★★★★
- リピート意思:また必ず食べたい
※このレーティングの評価基準についてはこちらに記載しています。
■満足度評価
ふんわりした生地の食感と中にたっぷりの濃厚なカスタードクリームの組み合わせ非常に相性が良く、美味しかったです。特にクセもなく幅広い方に向いているお菓子だと思います。やや甘さが強いと思いましたが、口溶けもよく、特に冷やして食べると後味はさっぱりしていて食べ易いお菓子ですね。クリームからざらつきのような食感を感じましたが特に気になるほどではなかったです。
■パッケージ評価
箱も個包装も開けやすかったです。全体的にきちっとした作りで開ける時や取り出す時に期待が高まる作りでした。やや過剰包装かと思いましたが、「特別感」と「高級感」が演出されている気がします。
■お土産向き評価
常温保存可能。あそびなく詰まっているので多少傾けても大丈夫で持ち運びはし易いです。
小箱になっているので、職場のお土産などにも良いですね。
賞味期限は短くはないですが、そこまでは長くないので直ぐに渡せる場合は良いですが日が空く場合は注意が必要そうです。
■リピート意思
けっこうな歴史がありますが、古さがなく今食べても美味しいと思えるお菓子です。いつでも食べたいというものではないですが、買う機会があれば積極的に買いたいお菓子ですね。思い出補正もあって、やはり特別なお菓子感が強いものの一つです。
<似たお菓子>
今回東北旅行で「萩の月」を購入しましたが、同じ東北の「ラグノオ」の「いのち」の食べた時、食感はかなり近いなぁと感じました。両方とも美味しいので、甲乙つけ難いのですが、見て、食べてみると共通部分が多かったです。


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