2024年9月より過去に書き溜めていた記事を順次公開切り替えしています。公開日は食べた日です。11/8日公開の記事は「2024/11/5 ラングドシャリングバニラ」です。新規公開記事は一定期間トップに固定表示すようにします。

餢飳(ぶと) [亀屋清永]

国内のお菓子

京都祇園の「亀屋清永」さんの「餢飳(ぶと)」です。
お店の場所が八坂神社の前!観光ついでに行くには都合が良い場所にあります。
「餢飳(ぶと)」は古い歴史があり今のお菓子の原型とも言えるほど古いらしいです。亀屋清永さんでは同じようなお菓子で「清浄歓喜団」というお菓子も販売しています。
興味があって調べてお店で購入しましたが関東の百貨店にある全国の銘菓のコーナーで取り扱っていたりします。そういう意味では手に入れやすいお菓子かもしれないですね。

試食メモ

京都八坂神社前、亀屋清永本店で購入。

餢飳(ぶと)、変換できませんでした…それだけ古い、唐から伝わったお菓子です。
以前にも書いた「清浄歓喜団」と同じく唐菓子として伝わり、今も昔の姿のままに作られているお菓子です。
黒地に金文字の箱はやっぱり高級感がありますね。中には説明書きが入ってます。由来などを学びながらお菓子を楽しめます。
そしてこのお菓子、清浄歓喜団と違いお香が使われていません。文字で説明すると、小麦粉や米粉でできた生地で餡を包んで巾着状にして、胡麻油で揚げたお菓子です。お香が入っていないので、癖のない揚げ饅頭といったところでしょうか。餡は甘さ控えめ、胡麻油で揚げた生地はめちゃくちゃ固いので、押し割って食べるのがいいです。前歯でかみ砕こうとするとうまくいきません。めちゃくちゃ固いので。
餡の甘さと胡麻油の浸みた生地が合う!おいしいです。これはおいしい!!クセ強お菓子が苦手なら、餢飳がおすすめ!すべてが昔のままではないですが、貴族しか食べられなかったお菓子を食べられるという歴史を感じながら、おいしく楽しむことができます。
餢飳のこのフォルム、兜を模しているそうです。餃子みたい!と思ってました。折り重なった部分がさらに固いので要注意です。でもここがまたおいしいのです。

ちょっと固すぎるので贈る方は選びますが、歴史を感じるお菓子なので話のタネにお土産にするのがおすすめです。かりんとう饅頭がお好きなら餢飳、おすすめします!

写真はクリック・タップで拡大できます。

お菓子のデータ

  • 商品名:餢飳(ぶと)
  • 製造・販売元:亀屋清永
  • 価格:¥756(税込)(2024年9月現在)
  • 内容量:1個

オシログ的評価

  • 満足度:★★★☆☆
  • パッケージ:★★★☆☆
  • お土産向き:★★★☆☆
  • リピート意思:ぜひまた食べたい

※このレーティングの評価基準についてはこちらに記載しています。

頻繁に食べたいと思うお菓子ではないですが、話題性もあるのでお土産としてたびたび購入しています。一人で一個を食べると結構量を感じます。
胡麻油の香りがして味は良いです。ただ、胡麻油の風味は好みが分かれる部分なのでお土産にする際には人を選びますね。歴史好きな方や珍しいもの好きな方にプレゼントするには非常に面白みがあると思います。亀屋清永さんには色んなお菓子があるので他も合わせてみるもの良いかと思います。
硬いですし、割るのもちょっと大変ですがそれを含めて体験する価値があるお菓子です。

コメント

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