ぜひ記事にしたいと思える体験ができましたので、久々の製菓材料の記事になります。
今回は「こおどり庵」さんの「パンケーキミックス」です。
このパンケーキミックスはの特徴は「米粉」を使っていること、セールスポイントは「失敗しない」こと!実際の調理の感想や出来上がったパンケーキについて書いていきます。
失敗なく綺麗に焼ける「パンケーキミックス」
横浜高島屋の催事『紅花の山形路 物産と観光展』にて購入。こちらのバウムクーヘンも購入したので、今度記事にする予定です。実はバウムクーヘンだけ買って帰ろうと思ったのですが、お店の方にめちゃくちゃおすすめされた商品。そこまで猛プッシュされたなら買わなきゃ!と思い買ってきました。
今回購入したのは「パンケーキミックス粉」。お菓子そのものではなくパンケーキの素ですね。小麦粉ではなく米粉のパンケーキ。しかも山形県産つや姫の米粉!これは気になります!それよりも気になるのが小躍りしている小人(?)のイラスト!こおどり庵の名前通りのイラストがとにかくかわいい!一目ぼれです。
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よくある市販のパンケーキミックス・ホットケーキミックスは200gや150gでの販売が多いですが、こちらのパンケーキミックス粉は270g。米粉だからか粉がとても白いですね。ミックス粉ですので、砂糖や膨張剤等はすでに配合されています。アーモンドパウダーが入っているのが面白いですね。ミックス粉以外に必要な材料は卵2個、牛乳200gとなっています。作り方は側面に書かれていますので、その通りに調理しました。


全て混ぜるとだいぶ緩めの生地が出来上がります。コンロで150度設定で焼きましたがすぐにふつふつと気泡が出てきます。焼けるのが早いですね、弱火で2分と書いてありますが、2分しないうちに焼けました。目を離さないようにしないと焦げてしまいます。ひっくり返して1分ほど、両面にきれいな焼き色が付きました。緩い生地でしたが、薄いながらもしっかりふっくら焼けます。
その後も同じように焼きましたが、すぐに焼けるので目を離さなければほぼ失敗なく焼けると思います。すぐ焼けるのはとてもいいですね!
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焼きあがったパンケーキは表面はサクッとした食感、中はふっくら。ちょうど良い甘さで何も付けなくてもおいしい!もそもそすることもなくおいしくいただけます。
ベーシックにハチミツをかけてもおいしかったのですが、ハムとチーズをのせて食べても甘じょっぱさがおいしかったです。朝食にもおやつにもとてもいいパンケーキです。コーヒーでも紅茶でも合いますね。
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実はあまりにもおいしくて、催事の最終日朝一で再度買いに行ったんですが、最後の1個!買えたのは嬉しかったですがもっと買いたかった…お取り寄せできるので、次はお取り寄せ、とも思うんですが、ぜひ山形のお店にも伺いたいですね。おいしかったので感想を伝えに行きたいです!
試食の情報
- 商品名:パンケーキミックス粉
- 製造・販売元:南陽バウムクーヘンこおどり庵(エニシオ 株式会社)
- 価格:¥500 (2025年6月現在)
- 内容量:270g
考察とかメモとか
こおどり庵のパンケーキミックスのファンになりましたので、これからも購入したいと思います。
仕事柄、色々な種類の米粉を使ってお菓子の試作をしてきましたが、米粉は扱いの難しさを感じます。
思ったような食感にならなかったり、時間が経つと質の変化が顕著だったりと、商品化する時に試行錯誤した思い出があります。
とにかくこのパンケーキミックスの扱いやすさに驚きました!もちろんパンケーキに合わせた配合をしていると思いますが、焼く時間が短いのも驚きですが、焼きムラの無さなど風味以外の面でも特性を感じることができました。
勉強になった部分も多く、パンケーキミックスそのものを原料に自社の商品に活かすというよりも配合を含めて知ることができたのが大きかったですね。
ただ、米粉とアーモンドパウダーの組み合わせはお値段が高く、保存性なども考えると原料にするにはもう少し工夫が必要そう…焼き上がりの表面のサクッと感など、パンケーキ以外にも試して見たいお菓子はいくつか思いつくのでぜひ、独自配合でも試作して見たいと思います。
米粉を使ったお菓子好きな方、気になっている方には一度体験をお勧めしたいです!
同じこおどり庵で米粉を使ったバウムクーヘンを購入しているのでそちらも大変気になるところ。
記事にしていませんが、同じ山形県のお菓子屋さん「シベール」でも米粉を使ったバウムクーヘンがあり、とても美味しかったのでバウムクーヘンと米粉の相性はいいのかも知れないですね。
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