過去に書き溜めていた記事を順次公開切り替えしています。公開日は食べた日です。6/18更新の最新記事は「6/17 むぎせんべい」です。

むぎせんべい [太陽堂むぎせんべい本舗]

国内のお菓子

福島県福島市「太陽堂むぎせんべい本舗」さんの「むぎせんべい」です。
白い筒形のパッケージに「むぎせんべい」の文字が目に留まり購入。むぎせんべいって何だろうと思ったのですが、南部せんべいのような形のおせんべいです。

試食メモ

横浜高島屋催事にて購入。横浜高島屋で行われていた「和菓子縁日」、予約制だったのですが予約が取れず諦めていました。当日別の用事があり、会場を見るだけでも…と覗いてみると14時以降のフリー販売時間でも商品がいろいろ残っていました!初めて見るお菓子もたくさんで、お買い物が楽しかったです。

今回購入したのは「太陽堂のむぎせんべい」。ふるさと納税の返礼品にもなるくらい、福島県で有名なお菓子だそう。福島県は行ったことがないので、はじめましてのお菓子です。
箱は柄のない白い筒型。商品名が大きく書かれているだけのシンプルな見た目です。止めてあるビニールひもはもち手のように結ばれていて、こちらにもしっかり商品名が書かれています。シンプルイズベストですね。

蓋を開けると商品説明と、その下に筒にぴったりはまったおせんべいが出てきます。個包装のビニール袋の端が緩衝材のようになっていて、少し振ったくらいでは動きません。2枚で1袋になっていて、見た目は青森県の「南部せんべい」のよう。それもそのはず、創業者が南部せんべいに惚れ込み、本場で修行して福島で売り出したのがこの「太陽堂のむぎせんべい」だとか。似ていて当然ですね。見た目はそっくりですが、南部せんべいよりも薄く、裏には大きく「太陽堂」の文字。色も南部せんべいより白いです。

商品説明に「硬い素朴な駄菓子」と書かれていたので、どのくらい硬いのか、そのまま噛んでみたのですが、パキン、と軽く高い音を立てて割れました。噛めないほどではないですがなかなかの硬さ。袋の中で割ってから食べたほうが良さそうです。特にお年を召した方やお子様は要注意ですね。

原材料は、小麦粉・砂糖・落花生・食塩とシンプル。落花生は細かく砕かれたものが入っていて、ほんのり香ばしく、噛めば噛むほどじんわりと甘さが広がっていきます。派手さはないけれど、どこか懐かしい味。長く親しまれている味なんですね。紅茶といただきましたが、コーヒーでも日本茶でも、どんな飲み物とも合いそうです。

お取り寄せができるそうですが、公式サイトにオンラインショップがないので直接本店に問い合わせる必要があります。また、ふるさと納税の返礼品になっているので、返礼品に選ぶのも良さそう。 福島県もおいしいものがたくさんありそうなので、次はぜひ現地で購入したいですね。

お菓子のデータ

  • 商品名:太陽堂のむぎせんべい
  • 製造・販売元:有限会社 太陽堂むぎせんべい本舗
  • 価格:¥670(2025年6月現在)
  • 内容量:6袋(12枚)

オシログ的評価

  • 満足度:★★★
  • パッケージ:★★★☆☆
  • お土産向き:★★★☆☆
  • リピート意思:ぜひまた食べたい

※このレーティングの評価基準についてはこちらに記載しています。

香りに特徴的なところはありませんでした。商品説明の「硬い素朴な駄菓子」の通り、食感は硬く、控えめな甘さが広がります。せんべい汁に入れる南部せんべいに比べるとだいぶ甘く、クッキー生地の南部せんべいに比べると甘さ控えめな感じです。噛むほどにおいしさを感じる味わい深い一品です。
一口で食べられるサイズではないので、今回は袋のまま割ってからいただきました。細かく砕けることもないのでこの食べ方が食べやすかったです。
素朴な味ということで物足りなさを感じる方もいると思いますが、数人で食べたところかなり好評でした。幅広い層の方に向いていると思いますが、硬さがありますので歯が弱い方は注意が必要そうです。
賞味期限は6/4購入で8/2までと2ヶ月程度は日持ちします。円筒形の箱はけっこう丈夫なので持ち運びは楽です。むぎせんべい自体も溶けたりすることはないお菓子なので夏季でも扱いやすいのがいいですね。

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