長野県松本市「飯田屋製菓」さんの「あめせんべい 和三盆」です。
以前記事にしている「あめせんべい」のバリエーションです。
「パリッとサクッと」した食感の飴のおせんべい。「砂糖」と「和三盆」で差が出るの?と思っていましたが食感と味は確かに違いがありました!
試食メモ
長野県松本市 飯田屋飴店にて購入。松本城の城下町にある、江戸時代から続く老舗の飴屋さんです。松本は「あめ市」が開催されるほどなので、飴屋さんが沢山あるのかと思いましたが実際は数件ほどでした。「あめ市」は日本各地の珍しい飴が並ぶそうなので行ってみたいですね!
今回購入したのは「あめせんべい 和三盆」。他にも「粟国の手塩」「珈琲」がありましたが珈琲は売り切れでした。飯田屋製菓には他にも「まめいた」や「初恋まめいた」といった飴のお菓子があります。
箱は普通の「あめせんべい」と同じ。シンプルなデザインで開け口に見分け用の「和」と書かれたシールが貼ってあります。内容量は120gですが箱が大きいため、手に持つと軽く感じます。




箱を開けると緩衝材に包まれた袋が出てきます。箱の中にあそびがなく入っていて、多少箱を振っても動く感じがしませんでした。
緩衝材を外すと飴煎餅の袋が出てきます。普通のあめせんべいは白さが特徴的でしたが、それに比べると少し濃い飴色がついています。今回も割れはなく、綺麗な状態で入っていました。
中身は一つの袋に入っていて内容量は10枚ほど。衝撃に弱いお菓子ですが重なって入っています。繊細な作りなので取り出すときに割れることもあります。個包装であっても袋の中で砕けそうなのでこのパッケージがいいのかもしれないですね。




少しでも力を入れて持つと砕けてしまう繊細さ。何本もの糸が重なったような見た目は「普通のあめせんべい」と変わらないですが、少し硬めな印象です。
味の違いとしてはベッコウ飴のようなカラメルのような香ばしさがあります。原材料に和三盆も入っていますが、この風味は黒糖のものだと思います。
そのまま噛り付くこともできますが、飴が砕けてしまうので、細く折ってから食べたほうが食べやすいです。口溶けはとても良いですが「普通のあめせんべい」のほうがよりスッと溶けていく印象。甘さについては和三盆のほうがマイルドな感じです。同じ量を食べても「普通のあめせんべい」はカルメ焼きのようなガツンとした甘さ、それに比べ「和三盆のあめせんべい」はくどくない、さらっとした甘さのような違いを感じました。
齧って食べると歯に残るので、温かい飲み物で溶かしながら食べるのがちょうどよかったです。





付録 「普通のあめせんべい」と「和三盆のあめせんべい」の比較
少しですが色に違いがあります。普通のあめせんべいの方が脆く、繊細な作りでした。




風味が強いお菓子ではないですが、甘さが強いため甘いものが苦手な方には向かないかもしれません。温かい飲み物と合わせると相性が良く、スッと溶けていく独自の感覚がなんとも心地よかったです。
他の味も気になるので次はぜひ珈琲を試してみたいですね!
お菓子のデータ
- 商品名:あめせんべい
- 製造・販売元:有限会社 飯田屋製菓
- 価格:¥648(2025年9月現在)
- 内容量:120g
オシログ的評価
- 満足度:★★★☆☆
- パッケージ:★★★☆☆
- お土産向き:★★★☆☆
- リピート意思:また必ず食べたい
※このレーティングの評価基準についてはこちらに記載しています。
まさに「飴」の「おせんべい」!サクサク食べれる飴菓子です。とても口溶けが良いです。
風味が強いお菓子ではないので食べやすいと言えますが、甘さが強いお菓子です。お菓子自体がとても甘いので飲み物は無糖のお茶やコーヒーなどが合う気がします。個人的には濃いめに淹れた温かい緑茶が良かったですね!
大きいまま齧って食べようとすると細かく砕けた飴がこぼれ落ちます。落ちるというよりも「舞う」感じ。気をつけないと簡単に溶けてベタつくので注意が必要ですね。飴の繊維方向に沿って食べやすい大きさに割って食べるのが良いと思います。常温の室温に少し置いてもあっという間に湿気ってしまいベタつくので、食べたい量だけ取り出して食べるお菓子です。開けっぱなしはオススメしません!
賞味期限は9/27購入で翌年の1/1までと3ヶ月以上日持ちします。箱に入り、緩衝材で保護されていますが衝撃は避けたほうが良いです。9月末とはいえ、暑くなる車内においたりしましたが溶けたりすることはありませんでした。ですが、あまり高温環境に置いていいお菓子ではないですね。



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